勉強会レポート
Study Session Report日本国内のSDGs活動として、環境省は11月を「エコドライブ推進月間」に定め、
福島県いわき市は「カーボンニュートラル推進月間」として、脱炭素につながる
アクションを集中的に実施することを目的に取り組みます。
本日はカードゲーム『2050 カーボンニュートラル』で勉強会をしました
「2050 カーボンニュートラル」は、未来の地球環境をテーマにした
シミュレーションカードゲームで、プレイヤーは
「2050年までにカーボンニュートラルを達成する」ことを目指して
様々な施策や行動を実行していきます。
過去から現在にわたる人間活動が環境にどのような影響を与えてきたかを
マクロ的な視点で俯瞰し、未来の持続可能な社会を構築するために
どのような行動が必要かを考え、行動変容を促すことが狙いです。
●ゲームの特徴
【教育とエンターテインメントの融合】
環境問題やサステナビリティの知識を楽しみながら学ぶことができ、
特にカーボンニュートラルという現代の重要課題に関する理解を深めます。
【戦略的な意思決定】
各プレイヤーは、持続可能なエネルギー、森林保護、排出削減
リサイクルといった選択肢の中から、自らの価値観や戦略に基づいて行動を選択し
他のプレイヤーとの協力や競争を行います。
【行動の結果を可視化】
プレイヤーの選択によって二酸化炭素の排出量や環境へのインパクトが変化し、
その結果が視覚的にフィードバックされることで、行動の影響がわかりやすく示されます。
このゲームを通じて現実の環境問題に対する意識を高めました!
カードを通して選択するアクションの一つひとつが、実際の地球環境にどのような
影響を与えるかがわかりやすく説明されているため、ゲームの進行を通じて
環境問題への意識が自然と高まります。
身近な行動が未来にどう影響するかについて理解を深めるきっかけとなりました。
プレイヤー同士の対話、協力が求められるので個人の選択がチーム全体や地球全体に
どう影響するかを考えさせられます。
『今』の行動が未来にはどうなるのかが可視化されるゲームだったので
常に『先』を考えさせられました。
今までの勉強会の成果もあり、未来に悪影響を及ぼす行動を意図的に避けられたため、
各グループの達成率は非常に高かったです。
『増税』や『還付金』など政治的なカード内容もあるので駆け引きの対話も多く楽しみながら
社会の仕組みなども学べてとても勉強になりました。